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春ちゃんは天使。
第4章 日焼けは天敵!
春は、水着も新しくなり毎日プールに出掛けた!


そのせいか…白かった春の肌は―――…こんがり小麦色になっていた



色白の春も美少女だったが、小麦色の春も健康的な元気美少女と言う感じで似合っていた。



「春ちゃんは、今日もプールかい?」


喫茶店の常連客が春の姿を見て微笑む。



「うん!春、今年こそ25メートル泳げるようになりたいんだ〜」



春は、今年の目標をお客様と笑顔で話す。


「ほほ〜…それは、ガンバらないとな?ありゃ?春ちゃん?ここの問題間違っとるぞ?」



「え?ホント?長老様ありがとう!」



長老と呼ばれている常連客の老人は、春の夏休みの宿題を見てあげていた―――…


昔、先生だったとかで…年配ではあるが…教え方が上手だった――――…


春は、暇な時に宿題を見てもらっていた―――…



春は、端の席に戻り間違えを指摘された部分を素直にやり直す――――…



春と、長老のテーブルには、和やかな時間が流れる――…



「しかし、春ちゃんは日に焼けたね〜。期間限定とはいえ…日焼けはには十分気をつけてね」



常連客の一人が、春の肌を気にしてくれた―――…



春は、最近の小学生も美白時代だと言うことを思い出す!



「そうだね…シミになるのはやだなぁ〜」



「春ちゃんや…その、歳で…シミは…早かろう?ハハハハハ」



長老は、春の頭をヨシヨシと撫でて笑った――――…



「も〜!長老ったら!
春は、もう子供じゃないよ」



頭を撫でられ、ぷく〜っと頬を膨らませる春は…まだまだ子供の仕草を見せる!


そんな、姿に…祖父も常連客も微笑みながら春の成長を見守るのであった―――…
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