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裸の女神
第5章 肉欲の薔薇
瞳に司馬は覆い被さり、
司馬は瞳の乳首を口に含む。
舌先でチロチロと舐め、
時に甘噛みをする。

「あっ!」
思わず声が出る。

司馬の愛撫は優しかったり、
激しかったりを繰り返す。

一気にショーツを取り、
生まれたままの姿になる瞳。

下の花園は濡れてる。
濡れた花園に司馬は指で掻き分け、
入り口に指を挿入しながら、
下の蕾を見つけて刺激する。
蕾は膨らみ、
はしたなく、
もっと弄ってとばかりに花園から汁を流す。

甘い蜜を確認すると、
司馬は園を味わった。

ダラダラと流れる蜜。

瞳は憂の眼差しを司馬に向ける。


小説では情熱的に求め合う二人を、
激しく描いている。

映画では、二人の身体が重なる様を、
綺麗に撮るだけであろう‥‥

エリカは瞳を演じながら、

私の裸を見て、
これからのエッチなシーンに、釘付けになればいい。
性器がムズムズするほど、観客を感じさせて、
セックスがしたいという気持ちにさせてやる。

そう、
観ている人がムラムラするほど、濃厚に演じてこそ、
瞳の初心さが引き立つ。



私が台本を読んだ日、
紳士的な卯月雅人との絡みを、
密かな楽しみにした。

どんな風に卯月が愛撫するのか?
想像するだけで濡れた。

このシーンが、待ち遠しくなるほどのエッチな気持ちを抑えて、瞳になって、その欲望を満たす。
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