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第1章 裸になって。

カメラが回る。

二人の男に腕を掴まれ、
私は抵抗をする。
両脇を抱える男達の力も加わる。


ハヤトが私に向かって台詞を言う。

「大人しくしねぇーと、
殺すよ？」
二人の男に押さえつけられた私は、
その言葉に震えた。


さっきまでのハヤトじゃない。
演技に入り、
鋭い眼光を私に向け、
脅す。

「お願い辞めて‼︎」

私は、さっきまで堪えていた涙が、
頬を伝う。

演技の涙じゃない。
本当に今から予想出来る怖さを
想像するだけで足が竦む。

助けを求める。
涙が後から後から流れ出し、

これは演技なんかじゃない！
陵辱される女の涙よ。


次の瞬間、
ハヤトは私を押し倒した。


「イヤー‼︎」
私は大きな苦痛の悲鳴を上げた。