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裸の女神
第5章 肉欲の薔薇
司馬の言葉が何度も瞳に木霊する。

愛する男がもうすぐこの世を去る時、
残したいものを自分の身体に刻む。

不安と恐怖と哀しみが瞳を襲う。
究極の愛に自分は‥‥‥‥

「先生‥‥‥‥」
瞳の涙で司馬の顔が霞む。

「瞳が苦痛にもがいて、
尚且つ、俺の印を刻む姿が見たい。
きっと俺を忘れないでくれる。
物凄く残酷な事を瞳に言ってる自覚もある。

多分、もうすぐ俺は、
瞳の記録もなくなってしまう。
病院のベッドで最期を迎える事だろう。

幸せな人生だったさ。

好きな絵を描いて、
画家として生涯を閉じる。

好きな女が居た。
狂おしいほど愛してる。

芸術家 司馬理一が渾身を込めた作品を、
愛する女の身体に残したい。
そんなエゴを許されるなら叶えたい。
他には何もいらない」

「先生‥‥
私を愛してくれたんですね」


「愛してる。
この命が尽きても、
そして瞳の命が尽きるまで永遠に」

瞳は司馬を抱きしめる。


「私の中に先生を頂戴‥‥‥」

瞳はテーブルに横たわり、
司馬を誘う。

司馬は瞳の脚を開く。
太腿に描かれた薔薇は、
瞳の愛液で滲む。

司馬は瞳の上に被さり、
瞳の花園に一気に己を挿入し、
ダラダラと愛液を掻き乱しながら、
奥へ奥へと突いた。

二人は抱き合い、
快楽の世界に身を投じる。


愛してるからこそ、
狂おしいセックスも必要なんだと‥‥‥

瞳の性が花開く。


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