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蛇神様の花の宴
第5章 バレンタインデー
「あっ! ふぁっ! ひゃあぁんっ!」

雪影も暗夜も、こういう時ばかり息がぴったりだ。

揺られる。
擦られる。

手足が痙攣している。
このままでは脳が焼き切れる。

「も、やだっ! いやぁあ!」

快楽電流は飽和状態だ。
体が発光する。

ぐぐ、と、美鎖の背が若竹のようにしなる。

限界だった。
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