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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
「どうした、怖いのか?」 
―保邦さま!!
 凪いだ春の陽溜まりのような笑顔が脳裡をよぎる。徳姫は声にならない声で愛しい男の名を呼んだ。唇を血が滲むほど噛みしめ、後ずさる。直に徳姫の背中が襖に当たった。
 これではまるで心ない猟師に追いつめられた獲物のようだ。
「―震えているのか」
 邦昭の瞳には昏(くら)い愉悦の光が潜んでいた。怯える徳姫を恍惚とした表情で眺めている。
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