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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 毎日、何をするわけでもなく、茫漠とした視線を庭に投げ続ける。それでも、紅葉が盛りの間はまだしも彼(か)のひとの想い出に浸っていられた。そう、あれは蓮心尼に挨拶に出向いた日のことで、案内された座敷からは燃え盛る紅蓮の焔を思わせる紅葉がかいま見えた。その紅葉を眺めながら、保邦と語らった心安らぐひとときは、まさしく彼女にとって一生分の幸せを凝縮したように思えた。それほどの至福の一瞬(とき)であった。
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