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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
「いやっー」
 徳姫は叫びながら、走った。夢中で部屋から出て、板の間を走る。囲炉裏に掛かっている鉄瓶が白い湯気をしきりに上げているのが横眼に見えた。
 板の間さえ出れば、直に外に出られる。一縷の希望を抱き、必死で板の間を逃れ、狭い三和土に降りた。外見どおり、無想庵は内装も田舎家を模した作りになっている。床の用意がしてあった部屋の更に奥―最奥の小座敷が恐らく本来の茶室となっているに相違ない。
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