この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第4章 花冷え
「お徳どの、このまま私と二人で逃げてくれ」
 沈着な保邦の口から出たとは思えない科白に、徳姫は眼を瞠った。
「永尾を出奔して、いずこへ行かれまする」
「誰も私たちを知らない遠いところに行きましょう。そして、二人で暮らすのです。夫婦となり、子をたくさん作りましょう。たとえ名もなくても貧しくても良い、家族で田を耕して賑やかに愉しく暮らすのです」
「―夢のように幸せな話です。そうできたら、どんなに良いか」
/401ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ