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ビターチョコレート
第12章 あとがき。
このビターチョコレートは、
去年の夏、
入院した時に書いてました。


お腹の子供を普通の生活では、
保つ事が出来ず、
絶対安静の入院生活でした。

その頃は、
毎日が不安でいっぱい。

そんな中で不安をかき消すように、
書いたものです。

不倫は、
私が例えるならビターチョコレート。

甘すぎないんです。
ほろ苦く後味を引く。
まだまだ食べたい。
その欲求は、
自分で抑えなきゃ、
辞められない。

ビターティストは危険な味。


仮に結婚生活は、
ブラックコーヒーのようなもの。
ミルクも砂糖もいらない。
敢えて甘さを加えない。
毎日飲んでも飽きない。
暑い日も寒い日も
当たり前のように飲む。


そんな感覚の中から生まれました。


ビターチョコレートで、
私の好きな台詞があり、
これは私の言葉を、そのままにした場面があります。


男の人が、
勿論好きな人が(笑)
デートをしながら、
いつエッチに誘うか、
そわそわして、
それを匂わせるような雰囲気が、
堪らなく好きです。

そんな時、
Sっ気の方が出てしまい、
気づかない振りをして、
その表情を楽しむタイプです。

いつ、切り出すの?
その駆け引きと葛藤している、
男の顔は堪らなく可愛い。
ワクワクしちゃう。

そんな甘さが大好き。
あーこれがずっと続けば‥‥
と願ってしまう。


手に入らない恋は辛いですよね?
割り切ってしまう女性よりも、
割り切れない不器用な女性を、
描きたくなりました。

世間的にはイヤな女。

でも、
その裏には不倫をする者の、
醜いかもしれないけど、
切ない言い訳や気持ちがあってもいいんじゃない?

どうせ書くなら、
泥沼の中でも純粋に思う女にしたい。


そう思ったんです。


主人公の梓には幸せになって欲しかったから、
ラストに私と同じ幸せをあげました。

私も可愛い娘を授かった時、
長い入院生活やいつも付き纏っていた不安が、
嘘のように幸せに思えたから。


読んで下さった方に感謝致します。

有難う御座いました。

赤名トマト
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