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第2章 必然的な出会い。

私は、そっと息を抜いた。

パソコンの電源を入れて、
いろんな世界を見た。

最初はネットショツピングに利用していた。

いろいろ検索してゆくうちに、
チャットというものを知った。

タイピングなどを上達させるには、
チャットがいいと聞いた事もある。

最初は興味本位で、
チャットの初心者部屋で遊びながら、
タイピングの練習をしていた。

それだけでも楽しかった。
顔が見えない相手と、自分をあまり語らずとも、
世間話が出来る手軽さ、暇つぶしにもなり、
毎日が、少し楽しくなっていった。

慣れてくると、
いろんな事に興味を持った。

私と同じ思いをしている、既婚者は居ないのか？
そう考えるようになる。

これが、
私の禁断の扉を開ける
鍵になった。