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第3章 密室の恋。

レンと初めてセックスした日、
レンは激しく私を求めた。
私はそれに応じた。


レンの奥さんに対して、
罪悪感などなかった。

レンのセックスに応じない奥さんを、
不思議に思えた。

至ってノーマルで心地よい、
レンのセックス。

レンが私の身体に入ってきた時、
幸せな気持ちになった。

例え、遊びのセックスだとしても、
私は本気になれた。

神様はね、
時々、意地悪をするの。

運命的に惹かれ合っても、
真っ先な出会わせてくれない。

人生のパートナーに、
不満を持って、
不倫をする未来が見えても、
レールから反れてしまっても、

試練を与えるのよ。

不倫なんて、
不器用だと思うなら、
足を踏み入れちゃいけない。