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第1章 〜開封〜
その晩の私は少々不機嫌だった

せっかくのデートなのに度々席を立つ彼、仕事の電話が入っちゃって…と申し訳なさそうな顔をしてたけど

(私より仕事?)

ふて腐れ気味の私にバーのマスターはオススメの酒をすすめ

それを何杯か飲み干したあと

いつの間にか私はテーブルに突っ伏して眠ってしまった
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