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第1章 回想～出会い～

宮島くん、フォロー入れてくれてたのかな？
…まぁ、いいや。

食事のあとも、曲目の話や
サークル内の恋愛事情などで
盛り上がり、日付も変わろうとしていた。



「じゃあ、また次の練習で～」



お互い、仕事、講義、バイトｗ
があるので解散しようと
各愛車に乗り込む。

宮島くんだけは宮崎さんを送るという事で
一緒に乗って帰ろうとしていたので、
邪魔しては悪いと思い、
愛車キャサリンに乗り帰ろうとした瞬間、

「大空さん」

宮島くんが呼びとめる。

「なぁに？次の練習日程？」


「あぁ・・・それもだけど、
迷惑じゃなければ、練習前に
迎えに行こうか？
俺、車だすよ？」




え…いいのかな？
宮崎さん、彼女じゃないの？？