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みんな同じ空の下
第26章 計画
シバの背に夕陽が輝いている。
「国のためにどうせ誰かが手を汚すなら、その役目は俺が負う」
真っ直ぐすぎる声は、却って孤独に聞こえた。
「…シバ…」
「…ではな。こうしてお前と都を歩くのも悪くはなかった」
シバの表情は逆光のせいで判らなかったが、優しくて寂しそうな声は、そのまま夕陽に溶けて消えてしまうのではないかと錯覚するほどだった。
シバはリノに背を向け、静かにどこかへと去ってしまった。
リノはシバを追いかける気にも、真っ直ぐ邸に帰る気にもなれず、あてもなく夜の都を歩き続けた。
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