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みんな同じ空の下
第33章 最後の夜
「シバ…」
声を掛けると、シバは驚いた様子でリノを見た。
「……リノ……?」
「…はい…」
そう言ったきり、互いに無言になっていると、ハクトが牢を開けた。
「ハクト?何をなさっておいでですか」
問い掛けたリノを、ハクトは無言で牢の中に押し入れた。
「ハクト…!?」
事態が呑み込めていないリノに構わず、ハクトは牢の鍵を閉めた。
「…リノ、シバ。一刻だけ時間を与える。牢の中ではあるが、存分に話をするなり何なりするが良い」
「え」
リノがぽかんと口を開ける。
「一刻のち、また鍵を開けに来る」
それだけ言って、さっさと階段を上がろうとするハクトを、「待て」とシバの声が追った。
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