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愛 さ れ 襲 わ れ て 逝 け 。
第1章 保健室


でもそのとき見た先輩の視線は

私の目じゃなくて


私の脚


先輩はハッと我に返ったかのように

目を見開いて私の目を見た。


「ごめ、見とれてた…」


先輩の様子がおかしい。

なんだか落ち着かない様子だった。

シーツをギュッと握っている。

俯いて必死に何かに耐えているみたいだった。
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