この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第4章 疼く体


─── 3年前


新入社員の私が社内で莉央と再会し、その姿を見た時
確かに、イケメンに磨きがかかったなとは思った。


男がそれを着ると何割増しとかって、よく言うし
背が高いから似合うのは当たり前だけど

スーツはこの男の為にあるんじゃないかってくらい、細くて引き締まった体をさらに美しく魅せていた。



切れ長の目だけど大きな瞳に、男なのに長いまつげ

営業のくせに、レイヤーが入った強めのパーマをかけて

……あれ?
この前までは無造作でゆるめの髪型じゃなかったっけ

って、どうでもいい事まで思い出してしまうくらい
莉央は流行に乗り、ズバ抜けてセンスがいい。



だけど昔から
男の見た目やお洒落に関しては、特に重要視しない私。

自分の気性が荒いのもあり
外見よりも、優しくて穏やかで、おっとりとした性格の人がタイプ。

太陽のように暖かい笑顔と、とろけるような優しい垂れ目の芹澤さんは、まさに私のドストライクだった。



だから

正反対のこの男には、魅力を感じない


………はずなのに



/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ