この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第4章 疼く体

「沙月、終日社内業務って聞いてたから、一緒にお昼食べたかったのに」

「……ごめん。
立て込んでて、社食に行く時間がなくて…」

「そっかー、本当に忙しいのね。
体調崩さないか心配だよ」


亜美は私を見上げてにこっと笑った。

……身長165cmの私と、150cmの亜美。
小さくて本当に可愛い。


「外出も多いし、夜勤もあるもんね。
あんまり無理しないでね」

「……うん、ありがとう」

「仕事が落ち着いたら同期会もしようよ。
沙月が来ないと始まらないもん♪」


………ズキンと、心が痛んだ。

亜美はいつもこうして私を気遣ってくれる。

それなのに……


「あ! 薬局寄るんだった。じゃあまたね沙月」
「うん、また明日…」
「そうだ、昨日の話」


お店に入ろうとした亜美が振り返った。


「芹澤さんの話、聞いてくれてありがとう」

「……!」

「沙月にはどうしても伝えたかったの。
それで仕事し難くなっちゃうかもしれないけど……
でも、本当に気にしないでね」


/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ