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愛すバー
第6章 アズキ愛すバー
でもやはり私の心配は本当になった。




それはキャバレーで働いていた時間だった。




いきなり、店に警察がやってきて、私の本名を大きな声で呼んだのだ。




「赤松の妻は私ですけど...」




「明け方、赤松淳治さんの死体が確認できてね、ご家族の確認もお願いしたい。ご同行願えるだろうか?」




私は目の前が真っ暗になり倒れそうになった。




話を聞いていた店のママに支えられ、私は警察と一緒に店を出た。




私がその店でホステスとして働いたのもあの日が最後だった。



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