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わざとじゃないの
第8章 セフレ
優奈はなかなか引き下がらない

「いいじゃんいいじゃん。

私も長瀬先輩の声聞きたいしー」


お前の本音はそれか!


「いや、でもさ、

今日番号をもらって、

その日の夜かけるってどうなの?」



優奈はポッキーをぽりぽり食べながら下を向いて唸った


だろだろ?

正論だろ?


「確かにね・・・

よし、じゃあ3日無視しよっか」

「なんで3日?」

「あんま開けすぎると忘れられちゃいそうでしょ?

でも明日掛けてもなんか先輩の思惑通りって感じだし、

2日って微妙な数だし。

だから3日あけて、それからかけたら?」



なるほど。

目には目を。じゃなくてSにはSを。ってことか


いや、これも相手がMじゃなかったら成立しないはずなんだけどね


「先輩怒らないかな?

3日間も連絡しないでさ」

「平気でしょ。

むしろ、たったの3日なのに我慢できないんだったら、それはそんな人と寝るべきじゃないってサインよ」


なーーるーーほどーーー!!
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