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わざとじゃないの
第8章 セフレ
優奈はアイス取ってくるっと言って下に降りていった


そうか。

セフレに好きって感情はタブーなのか

じゃあ、

万が一私が先輩を好きになっても、

それはもう諦めるしかない恋になるのか



いや、別に今は好きじゃないけど、

もしもってことで・・・



うーん、やっぱ覚悟は決めなきゃいけないな

この3日間でしっかり考えよう



優奈がファミリーサイズのアイスを両手に一個ずつとスプーンを2個持って帰ってきた。

もちろん取り皿はなし。


「さ、じゃあ今夜は男の話しよう!

もうどんどん吐き出そうぜー」

「優奈、私は明日も朝から部活なんだけど」

「知ってる。

でも私が泊まりに来たからにはこうなるのは分かってたでしょ?

それにちょっと疲れた顔して練習に行ったほうが直樹くんもちょっと気になるでしょ

あんま清々しい、浮かれた顔で行ったら次の男がいるのバレバレ」


あ。そうか。

長瀬先輩とのことは直樹にはばれないほうはいいよね

尻軽って思われたくないし
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