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わざとじゃないの
第12章 付き合ってるのか、否か
「もしもし?」
「あ、先輩。今大丈夫ですか?」
「うん、いいよ。どうしたの?なんか忘れ物した?」
「いえ、それはないんですけど。まぁなんというか、元カレから連絡きてて」
「おおぉ」
そんだけかい。
「朝の人誰?って」
「あ、そっか。元カレは同じ部活だもんね」
「はい」
「なんて答えたの?」
「白陵の長瀬先輩だと伝えました」
先輩の笑い声が電話越しに聞こえる。
決して楽しい話題じゃないけど、幸せだと感じる
「元カレくん、そんな答えで満足した?」
「いえ、そうじゃなくて、次の男かって聞かれました」
「で?」
「え、で?」
「船越はなんて答えたの?」
「まだ返信してません。なんて返せばいいか分からなかったから先輩に電話したんですよ」
さあこい。なんて答える?
「なるほど、そういうことか。メアドも交換してないもんね」
「そうなんですよね」
「あ、先輩。今大丈夫ですか?」
「うん、いいよ。どうしたの?なんか忘れ物した?」
「いえ、それはないんですけど。まぁなんというか、元カレから連絡きてて」
「おおぉ」
そんだけかい。
「朝の人誰?って」
「あ、そっか。元カレは同じ部活だもんね」
「はい」
「なんて答えたの?」
「白陵の長瀬先輩だと伝えました」
先輩の笑い声が電話越しに聞こえる。
決して楽しい話題じゃないけど、幸せだと感じる
「元カレくん、そんな答えで満足した?」
「いえ、そうじゃなくて、次の男かって聞かれました」
「で?」
「え、で?」
「船越はなんて答えたの?」
「まだ返信してません。なんて返せばいいか分からなかったから先輩に電話したんですよ」
さあこい。なんて答える?
「なるほど、そういうことか。メアドも交換してないもんね」
「そうなんですよね」