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わざとじゃないの
第12章 付き合ってるのか、否か
妙な沈黙。


なんか言ってくれーー


私は耐えられずに口を開いた


「私たちって何ですか?」


心臓がバクバク言ってるのが分かる



「俺さ、レッテル貼るの好きじゃないんだ」

「は?」


は?なに?レッテル?


「友達とか、恋人とか、セフレとか、レッテル貼らなくてよくねって思う」


意味がよくわからない


「本当に今日は楽しかったよ。

船越と過ごす時間は最高だった。

でも、だからって俺らは付き合ってるとか、そういうんじゃないだよ」


「セフレ・・・ですか?」


「違う。セフレじゃない。」

「でも付き合ってないんですよね?」

「ごめん、付き合ってない」


謝んないでよ。

別に告白したわけじゃないのに、振られた気分になるじゃんか


「じゃあ・・・ただの友達ですか」

「ただの友達じゃない。友達以上、恋人未満」


えー・・・

そんな予想外の答えある?


今までの幸せな気持ちはどこかに吹っ飛び、

私は複雑な心境に陥っていた。


「先輩にとって私は遊びですか?」

「違うって。言ったでしょ、誰とでも俺は寝ないし、こんな大胆な行動したのは初めてだって」

「じゃあ何なんですか!」


私は少し声を荒げた。

ハッキリ物を言わない人は大嫌いだ。


「ごめん」


謝らないでよ

意味わかんない

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