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わざとじゃないの
第12章 付き合ってるのか、否か
私が何も答えないでいると、先輩が再び口を開いた
「船越も自分の心を整理しろ。
また連絡するから。いい?」
「分かりました」
「ん、じゃあな」
ツー、ツー、ツーっという虚しい音を聞いてから、私も電話を切った
私は何を焦っているんだろう
彼氏依存症か?
彼氏がいないとダメな女になっちゃったのか?
私はため息をついた。
ダメだ、直樹のメールを無視できない。
即返信が来たくらいだ、
私の返信が遅れれば遅れただけ不審に思うだろう
「分からない。聞かないで」
私は冷たく直樹を突き放し、携帯を放り出した
明日の練習に行きたくない・・・
くそ、誰かに相談したいけど、
長瀬先輩と寝たって言っても軽蔑しないのって誰だ?
優奈?
さすがに怒るだろうな。
博士?
いや、言えない。ムリムリ。
他に性事情をおおっぴらに言える相手がいない
あーあ、友達少ないな、自分
「船越も自分の心を整理しろ。
また連絡するから。いい?」
「分かりました」
「ん、じゃあな」
ツー、ツー、ツーっという虚しい音を聞いてから、私も電話を切った
私は何を焦っているんだろう
彼氏依存症か?
彼氏がいないとダメな女になっちゃったのか?
私はため息をついた。
ダメだ、直樹のメールを無視できない。
即返信が来たくらいだ、
私の返信が遅れれば遅れただけ不審に思うだろう
「分からない。聞かないで」
私は冷たく直樹を突き放し、携帯を放り出した
明日の練習に行きたくない・・・
くそ、誰かに相談したいけど、
長瀬先輩と寝たって言っても軽蔑しないのって誰だ?
優奈?
さすがに怒るだろうな。
博士?
いや、言えない。ムリムリ。
他に性事情をおおっぴらに言える相手がいない
あーあ、友達少ないな、自分