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わざとじゃないの
第13章 現実逃避
「帰るところ?」
「いや、スーパーに寄ろうかなって」
「そっかそっか」
ちょっと気まずさはあるけど、
案外スムーズに会話が進むものだな。
「一緒に行ってもいい?」
「え」
「いや、ダメならいいよ。ただ・・・長瀬って奴とのこと聞きたいって言ったらダメかな」
ダメっていうか、何を伝えたらいいのだろうか
寝たこと?
そんなの言えない。
じゃあ温泉でナンパされたことだけ言う?
正直直樹に全てを言ってしまいたい
今まで一番何でも言えた相手だし、
信頼もしている。
私を一番理解してくれるのは直樹だって分かってる
「俺も、」
私が何も言わなかったからか、
直樹が口を再度開いた
「理央に言っておきたいことがあるんだ」
「・・・うん、分かった。一緒に行こ」
「いや、スーパーに寄ろうかなって」
「そっかそっか」
ちょっと気まずさはあるけど、
案外スムーズに会話が進むものだな。
「一緒に行ってもいい?」
「え」
「いや、ダメならいいよ。ただ・・・長瀬って奴とのこと聞きたいって言ったらダメかな」
ダメっていうか、何を伝えたらいいのだろうか
寝たこと?
そんなの言えない。
じゃあ温泉でナンパされたことだけ言う?
正直直樹に全てを言ってしまいたい
今まで一番何でも言えた相手だし、
信頼もしている。
私を一番理解してくれるのは直樹だって分かってる
「俺も、」
私が何も言わなかったからか、
直樹が口を再度開いた
「理央に言っておきたいことがあるんだ」
「・・・うん、分かった。一緒に行こ」