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わざとじゃないの
第13章 現実逃避
そうか・・・
正直言ってそんなにビックリではない。
どっちから連絡を取ったとか、
脈はありそうなのかとか、
聞きたいことはあるけど、
聞けば元カノの嫉妬にしか聞こえないと思うし、
何より私にはそんなこと資格はない。
直樹と別れた翌日に長瀬先輩とセックスしたんだから
「あ、でも、これを伝えてるのは、理央への仕返しとかじゃないぞ?」
「わかってるよ。直樹はそんなことする奴じゃないもん」
「うん。ただ・・・もし理央と長瀬の間に何か関係があるなら、罪悪感を感じなくていいんだって伝えたくてさ」
私はチラッと横を歩く直樹を見た。
直樹は前方に見えてきたスーパーを見据えているようだ
「俺も早希と話してる、
正直狙ってるよ。会話しながら同情心を煽って落とそうとしてるんだ。だから罪悪感を感じてるなら、感じるなよ」
直樹は私を見て微笑んだ
「お前を俺が一番信頼してるように、お前も俺を信頼してるんだろ?
悩んでるんだったら聞くからさ。
長瀬のことでもいいよ。だから、一人で抱え込まずに俺に言って欲しい」
正直言ってそんなにビックリではない。
どっちから連絡を取ったとか、
脈はありそうなのかとか、
聞きたいことはあるけど、
聞けば元カノの嫉妬にしか聞こえないと思うし、
何より私にはそんなこと資格はない。
直樹と別れた翌日に長瀬先輩とセックスしたんだから
「あ、でも、これを伝えてるのは、理央への仕返しとかじゃないぞ?」
「わかってるよ。直樹はそんなことする奴じゃないもん」
「うん。ただ・・・もし理央と長瀬の間に何か関係があるなら、罪悪感を感じなくていいんだって伝えたくてさ」
私はチラッと横を歩く直樹を見た。
直樹は前方に見えてきたスーパーを見据えているようだ
「俺も早希と話してる、
正直狙ってるよ。会話しながら同情心を煽って落とそうとしてるんだ。だから罪悪感を感じてるなら、感じるなよ」
直樹は私を見て微笑んだ
「お前を俺が一番信頼してるように、お前も俺を信頼してるんだろ?
悩んでるんだったら聞くからさ。
長瀬のことでもいいよ。だから、一人で抱え込まずに俺に言って欲しい」