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第2章 不満

「理央さ、他の男としたいとは思わないの？」

「浮気ってこと？」

「うーん、まぁそうとも言えるけど、実際にしなくても他の人とヤりたいって思わない？」


回答に困った。

でも答えが分からないからじゃなくて、

どこまで素直になっていいか分からないから


「正直言って、あるよ。魅力的だなって思う男友達だっているもん」

「その人となら気持ちよくなれるかも・・・とか？」

「思う。この際他の人とヤッテ、快感を味わってみたいなって思うよ」

「でも浮気はいやなんでしょ？」

「そりゃあそうでしょ！だって直樹好きだし。これほどいい男はいないよ」

「ベットで最悪でも？」

「ベッドが全てじゃないでしょー」


とか言ってみたけど、

やっぱ気持ちよくなれるセックスがしたいな。