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わざとじゃないの
第6章 温泉
私は体と髪を洗うと、
室内の大浴場に入った。
「どーして急に別れるってなったんだろ」
私は貸切状態を利用して自分の思いを言葉にしてみた
口に出してみると何となく整理がしやすい
「そもそも好きな人ができたってどういうこと?いつから好きなのよ。昨日私と寝たくせに」
自分の声が浴室独特のエコーで返ってくるのが妙に心地よい
「それに友達に戻ろうって・・・どんな別れ方だよバーカ!優しすぎてやってられない!
確かに私も別れようかと思ってたけど、
実際に行動に移す気はまだなかったし・・・
まだ直樹のことだって好きなのに
急すぎるっつーの」
だんだんイライラが蘇ってきた
リラックスしに来たのにこれでは意味がない
「それに何であの子!?
私が部活で一番仲良くしてる子で、
恋愛相談ができる数少ない友達の一人なのに
このことは誰に相談すればいいのよ」
さすがに公共の場で早希の名前を出すのは気が引けたから一応伏せておいた
直樹のはポロッて言ってしまったけど
室内の大浴場に入った。
「どーして急に別れるってなったんだろ」
私は貸切状態を利用して自分の思いを言葉にしてみた
口に出してみると何となく整理がしやすい
「そもそも好きな人ができたってどういうこと?いつから好きなのよ。昨日私と寝たくせに」
自分の声が浴室独特のエコーで返ってくるのが妙に心地よい
「それに友達に戻ろうって・・・どんな別れ方だよバーカ!優しすぎてやってられない!
確かに私も別れようかと思ってたけど、
実際に行動に移す気はまだなかったし・・・
まだ直樹のことだって好きなのに
急すぎるっつーの」
だんだんイライラが蘇ってきた
リラックスしに来たのにこれでは意味がない
「それに何であの子!?
私が部活で一番仲良くしてる子で、
恋愛相談ができる数少ない友達の一人なのに
このことは誰に相談すればいいのよ」
さすがに公共の場で早希の名前を出すのは気が引けたから一応伏せておいた
直樹のはポロッて言ってしまったけど