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第17章 船上2

　


「サク……っ、ああ、あああん、サク、サクっ、ねぇサクっ」

「……ん、んんっ、姫様……、イキそうですか？　姫様のが……ざわめいています。んふぅ……んっ、手が……使えないから、舌ですが……っ」


　サクの舌が、秘部の上部に慎ましやかにあった秘粒をくりくりと捏ね回した。



「ああああっ!?　なに、それなに!?」


　その刺激が強すぎて息を攣らせたユウナは、悲鳴のような声を出して、片手をするりと離してしまった。


「ああ……すごっ、こんなに大きくなって……。さっきから……舐めて欲しいって、震えていた粒です。真珠のように輝いて……姫様のは、どこもかしこも綺麗で……ずっと愛でていたくなる。ん……っ」

　サクは戻って来た片手の親指で、小刻みに秘粒を刺激しながら……、唇で花芯を吸い上げ、唾液たっぷりの舌を突きだしながら、頭を激しく振ってユウナに刺激を送った。


　蜜で溢れ返った秘部からは、盛大な水音が響く。


「ああ、ああ、ああっ、サク、サク……っ、動かないで、やあ……っ、駄目、駄目駄目駄目……っ」


　ユウナの手が、ぽかぽかとサクの頭を叩く。

　だが快楽に正直なその身体はさらに刺激を受けようと、その部分をサクの口に押しつけるように仰け反った。


「ああ、あああ、あああああっ」

「姫様……っ、すげぇびしょびしょ。感じているんですか？　ねぇ……そんなに気もちいいんですか？　ああ、んん……可愛い……っ」


　サクの声が上擦り、愛撫はさらに激しく情熱的になる。


「あああん、サク、サク……気持ちいい、気持ちいいよぅ……っ」

「そりゃ……俺が愛してるんですから。姫様の身体を、俺が愛しているんですからっ。気持ちよくないわけ、ねぇ……ですっ。ほら、こうすれば……姫様、気持ちいいでしょう!?　姫様のことなら、俺はわかります。だから姫様……んん、んんんっ、姫様も、俺の……愛を感じて下さいっ!!」

「……ああああっ」


　サクの声に呼応したように、左右に動き続けるサクの頭を叩いていたユウナの手が、サクの髪を愛おしげになで始めた。