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第3章 初体験…失敗

女子校を卒業し、初めて就職した小さな会社。
社長以外に男子は一人。
希(のぞみ)はすぐに仕事を辞めてしまったが、退職直後、その彼と何度か遊びに行った。
それまで、中学生の頃に少しの間、幼い付き合いをした彼氏はいたが、交際らしい交際はしたことがなかった。

何度目かのﾃﾞｰﾄの後、ﾊﾞｰに連れて行かれた希は、強いｶｸﾃﾙと、ｶｳﾝﾀｰの影で腿を撫で回す手にﾌﾗﾌﾗになってしまった。
支えて歩くふりをしながら背中や腰、胸を愛撫する彼…。気が付いた時には植え込みの縁に座らされ、胸を直に揉み上げられていた。胸を揉まれ、背中を指先で撫で回され、首筋に舌を這わされ…
希の口から切れ切れに小さな喘ぎが漏れる。
酔いも手伝って、絶頂状態だった。

抱えられるようにﾎﾃﾙへと。
希がｼｬﾜｰを浴びていると彼が入ってきて、また愛撫されながらﾍﾞｯﾄﾞへと誘われた。

全身をまさぐられながら、ﾌｧｰｽﾄｷｽを奪われた。希の初めてのｷｽは犯されるようなﾃﾞｨｰﾌﾟｷｽ。
全身の性感帯を指で舌でまさぐられ、ｫﾏﾝｺに触れられる頃にはｼｰﾂに滴るほどの愛液が溢れていた。

彼がﾍﾟﾆｽを入り口に押し当て…捩込もうとするが、希のｶﾗﾀﾞは拒んだまま。ｸﾞｼｮｸﾞｼｮに濡れているのに全く入らない。痛くて彼にしがみついたまま30分。
結局、全く挿入できず、諦めた彼とは二度と会うことはなかった(´>д<)