この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大蛇
第13章 最高に淫らな夜会
「どうした、オルガ。お前はあまり幸せそうじゃないね」

オルガは夫の顔を見た。

彼は歪んだ笑顔を浮かべている。

「そういえば、ルロイ・ソガは今頃、イオリで寒さに負けず真面目に働いているそうだよ。

命拾いしたものだな」

オルガの胸はどきっとする。

「おっと、その話は禁句だったな。

お前、未だにあの男を引きずっているのか?

そんなにあの男がいいかね?どうなんだ、オルガ」

「知りませんわ、そんなこと」

オルガは視線を逸らした。

夫に表情を読まれるのが怖かったのだ。

「もう何の興味もありませんわ」

オルガは大佐の方に視線を向けながら、一世一代の嘘をついた。

オルガの浮かべた微笑に、大佐は考えあぐねた。

妻は真実を言っているのか、それとも強がりを言っているだけなのか。

しかし、そんなことはどうでもいい。

この淫乱な妻を悦ばせれば、きっと俺への愛を再び強く感じるはずだ。
/118ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ