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甘く、深く、繋がって
第14章 疑心暗鬼
優しい声にホッとしていたら
『良かった』
その声が少し低くなった。
『昨日逢ったばかりけど、今日も真純に逢えると思うと嬉しい』
続く甘く優しい言葉。ドキドキする。
『早く、逢いたい』

さいと……さん

『真純に早く逢えるように、頑張るよ』
近くなった声に、直接耳元で話しかけられているみたい。
顔が熱い。
『今日はお風呂入ってて?あぁ、一緒に入ろうか?』
急に色っぽさを増して誘われて、背中がゾクゾク震えた。

だ、め……

携帯を耳から離し、はぁと息を吐く。
これから仕事なのに、身体も熱くなってきた。
不安に思っていたはずなのに……

『すみ……真純?』
斎藤さんが呼んでいる。
慌てて携帯を持ち直した。
「はい」
『ねぇ、今聞いてなかったでしょ?』

……あ、どうしよう

『……真純、俺の事好き?』

えっ?

『聞いてなかったんだね』

な、何の話してたの?

『良いよ。帰ったら身体に聞くから』

か、からだ?
何を、聞くの?

斎藤さんはクスクス笑ってる。機嫌は損ねてないみたい。
『じゃあ、また夜に』
「は、はい」
『……真純』
改まった口調で名前を呼ばれた。
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