この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第33章 溶け合う身体(後)
「っ!」
緋を灯した瞳が弧を描く。拓真さんは私を見詰めたまま舌を出し、脹ら脛の内側を膝に向かって舐め始めた。
「あっやっ、あぁんっ」
這い上がってくる甘い刺激。
時折チュッと音を立てて吸い上げる。膝から次は内腿へ。伝う舌に濡れゆく感触。震える身体を止められない。
右の内腿は左手でゆったりと撫でられて。触れてくる手のひらが熱い。一番下まで這い降り、足の付け根を擽る指先に
「は、ぁあ……」
息が上がる。
遅れて辿り着いた濡れた唇。対の付け根をネロリと舐められて腰が浮いた。

あぁ、もう、どうかこのまま
この先も……

どんなに願っても、拓真さんの手も唇もその先には進まない。境目にチュッとキスを一つ落として頭を起こされた。
もう拓真さんが触れていないのはソコ、だけなのに。
「ねぇ、本当に俺の思うままで良いの?」
「……」
「真純は今、どうされたい?」
そう言って腰をグイッと引き上げられた。
「あっ!やっ!」
拓真さんが腿の上に私の腰を抱え、上体を倒して覆い被さってくる。すぐ目の前に迫るシンメトリー。緋の瞳に見下ろされ、身体の内側からジンと熱い疼きが沸き起こった。
/813ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ