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第8章 刻む印

欲に忠実な身体が震えてる。
やわやわと胸を揉まれて、もっと欲しいと疼きだす。
「んんっ」
また、腰が左右に振れた。
斎藤さんがふっと笑う。
「やーらかくて気持ちイー」
そう言いながら右手で腰のラインをなぞる。
「腰が括れて大きな胸して、真純小さい身体でヤラシイね」
「やっ」
アンバランスな私の身体は厭らしい視線を誘いやすい。気にしてる事を指摘されて、恥ずかしくなった。首を小さく左右に振って、顔が熱い。
「それにこんなに感じやすい」
裾から滑り込んだ右手。腰から背中へソロリと指を這わされ
「ひぁあん」
ひくんと疼いて身体がしなる。

あぁ、ソレ……だめ……

クスクス笑う斎藤さんはその手を前に滑り下ろした。お臍の下を左右に撫でて、ツウッと指先が上に滑る。
「ぁ……ん」
ゾクゾクする。

左の胸を直に掬い、両手で寄せるように丸く揉む。フニフニと動く長い指。

ぁ……あ、気持ち、良い

じわりと広がる緩い刺激に素直に反応する身体。
「ねぇ乳首、気持ち良いの？」
「ゃ、ぁ……」
聞かれてコクリと息をのんだ。