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五十嵐さくらの憂鬱。
第3章 …3
マッサージするように、
丹念にそこを揉まれると
我慢できずに熱い吐息が漏れ出る。
びくんと上半身が跳ね
指にあわせてビクビク動いた。

「あ…ぁ…。んんっ…っはっ…」
「気持ちいい?」

その問いかけに、喘ぐことで答える。
親指で8の字を描きながら
さくらの乱れた髪をまとめて首を露出させると
そこに容赦無く舌を這わせた。

否応無しに
さくらの身体が反応する。

「…ん…も、だめ…」
「何がだめ?」

本棚にしがみつき
必死に声を抑える。
腿から手が離れたかと思うと
強く後ろから抱かれてまた声が漏れた。

「い、つき先輩…あ、いやぁ…」
「何がいやなの? ちゃんと、言って?」

抱きとめられ、立っていられず
さくらは樹に体重をかけた。
それを受け入れ、
樹はくびれを撫でながら
首を舌で犯す。

「朝からこんなに乱れて…さくらはスケベだね」
「んぅ…」
「図書館だよ、誰か来たらどうするの?
それとも、他の男に見られる方が、感じる?」
「あ、いやぁ…ん…」

小さな悲鳴は、
唇で塞がれて周りには聞こえなかった。

「彼氏のために、俺にこんなことされて感じる身体に変えられて…
もう、ぐしょぐしょなんじゃないの?」

ジーンズの上から、触られれば
悲鳴と共に身体が反応する。
樹は指でそこをこすった。

「ジーンズの上からでも
熱くなってるのがわかるよ?」
「いやぁ……」

ーーー我慢できないーーー

もっと、触ってほしい。
苦しい。

なかなか焦らしっぱなしで
触らない樹に、さくらはどうにかなってしまいそうだった。

「気持ちいい?」

ジーンズの上から爪の先でコリコリとなじられて
その刺激に膝がガクガクと震えた。

「でもだめ。もっと、感じないと」
「や、もう…だめ、せんぱ…許して…」

樹はぐったりするさくらを優しく誘導し
本棚のずっと奥にある脚立に座らせた。
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