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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
わたしは、PCの前でドキドキしながら、


返信を書いた。


『慎二さま

 はじめまして。

 ななです。

 なにから書けばよいか
 わからないのですが…。


 私の年齢は、36歳です。


 少し、ぽっちゃりです…。


 顔については、お世辞?で
 「きれい。」とか「美人。」とか
 おっしゃってくださる方がいます。


 「痩せたらかなりいいのに ……。」
 ということも結構言われたことが (^^;


 まあ、好みの問題がありますので、
 一応書いてみました。


 失礼かと存じますが、
 慎二さんおいくつでしょうか。
 40代後半だと嬉しいのですが…。

 と、いうのも、
 私の父の年齢が54歳なんです。
 父と年齢の近い方であれば、
 やはり気恥ずかしいというか…。

 私の嗜好については、
 慎二さんからご質問をいただいて、
 お答えしたいと思っています。


 なにからお伝えすばいいのかわかりませんし、
 とんちんかん?なことを書きそうですので。


 今回、
 こちらの掲示板に書き込みをしたのは、
 将来的には心が通じ合う方に
 出会いたいという思いが
 ちょっぴりあったからだと思います。
 踏み込む勇気がないんです…ホントに。


 私が思う、
 ご主人さまとの関係を考えた時に
 「なんて言うことを聞かないんだ!!」
 と、イライラさせてしまいそうで…。


 毎日、忙くて
 なかなか返信できないかもしれませんが、
 よろしくお願いいたします。


 ななより。』


うち終わって、何度も何度も
読み返した。


砕けた感じになっていないだろうか……。
失礼なことを書いてないだろうか……。


いくら気にしてもどうにもならない……、
やっと決心して。


送信ボタンを押した。


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