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片想いの行方
第5章 デート?
………………………………………………
………………………………………………
日曜日。
今日も快晴。
指定の時間を少し過ぎて、あたしは駅前の待ち合わせ場所に立った。
休日のお昼時だけあって、すごい人の数だ。
……ヒメ、まだ着いてないかな?
てゆーか、本当に来るよね?
はぁ…ドキドキしてきた……
胸に手をあてて、大きく深呼吸をしていると
「遅い」
「………!」
頭の後ろから低い声が降ってきて、振り返ると
茶髪をキラキラ光らせたヒメが、不機嫌そうに立っていた。
「協力者の俺を初日から待たせるとは
バカのくせにいい根性してるな」
~~なんですってぇ!?
初っ端からバカって言わないでよ!
まだ5分も経ってないじゃんっ。
と、イラッとしながら心の中で言い返してみたけど……
「……ごめんなさい」
目の前のヒメの姿を見て、あたしは素直に謝った。
……なぜなら
ヒメの私服……悔しいけど、すっごいオシャレなのだ。
ピンクと白の重ね着したTシャツと、細身のデニム。
髪は学校の時よりもハードにセットされてて、クルクルしたウェーブがカッコイイ。
……その証拠に
さっきから、周りの女の人がチラチラとヒメを見てる。
……あたしも、見惚れてしまったではないか……
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日曜日。
今日も快晴。
指定の時間を少し過ぎて、あたしは駅前の待ち合わせ場所に立った。
休日のお昼時だけあって、すごい人の数だ。
……ヒメ、まだ着いてないかな?
てゆーか、本当に来るよね?
はぁ…ドキドキしてきた……
胸に手をあてて、大きく深呼吸をしていると
「遅い」
「………!」
頭の後ろから低い声が降ってきて、振り返ると
茶髪をキラキラ光らせたヒメが、不機嫌そうに立っていた。
「協力者の俺を初日から待たせるとは
バカのくせにいい根性してるな」
~~なんですってぇ!?
初っ端からバカって言わないでよ!
まだ5分も経ってないじゃんっ。
と、イラッとしながら心の中で言い返してみたけど……
「……ごめんなさい」
目の前のヒメの姿を見て、あたしは素直に謝った。
……なぜなら
ヒメの私服……悔しいけど、すっごいオシャレなのだ。
ピンクと白の重ね着したTシャツと、細身のデニム。
髪は学校の時よりもハードにセットされてて、クルクルしたウェーブがカッコイイ。
……その証拠に
さっきから、周りの女の人がチラチラとヒメを見てる。
……あたしも、見惚れてしまったではないか……