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Moon road〜月への道
第3章 結婚
結婚式当日になった。

母親の代わりに新井、父親の代わりにユウイチを。

ユウイチはまだ全然若く二人が並ぶとお似合いの新郎と新婦に見えた。

結婚式の日、りえは綺麗な花嫁になった。

165cmの長身で、色白の肌
切れ長な目に茶の混じった瞳

真っ白な総レースのウエディングドレスが
美しさを際立たせていた。

180cmあるユウイチの腕に手を添えてから
ユウイチを見て軽く会釈すると、
ユウイチの顔は真っ赤になり、耳まで赤くなっていた。

亡き妻マナミと結婚式をしていたらきっと
こんなだったんだろうな…と、遠い目をした。


バージンロードを歩く二人に来客も、あまりにも似合うカップルだと、囁いていた。

ユウイチからタクヤにりえが引き渡され、誓いの言葉を終え、キスをする。

タクヤは激しくりえにキスをし、
驚きと恥ずかしさに離れようとするりえの頭を掴んだ。

長い長いキスにお客さんたちも、目のやり場に困り、神父に、
「続きは終わってからにして下さい」
と、遮られていた。

教会を出るとりえは友達や同僚や先輩たちに囲まれた。

二人きりで写真が撮りたいと何人もの男性が並んだりした。

めでたい日に断るのも申し訳なく、一人一人と腕を組み、悪ふざけした一人はりえの頬にキスをした。

ブーケを投げ、受け取ったのは何故か義父のユウイチだった。

周りは笑いに包まれて、教会での式は終了した。

ホテルの披露宴会場に皆が向かい、りえとタクヤはホテルの部屋へ着替えに向かった。
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