この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Moon road〜月への道
第5章 月への道を
広いリビングだった。
白いソファがたくさん置かれていた。

窓の外は街中が見渡せ、海も見えた。

「わぁ、素敵なお部屋!」
りえが窓の外に目をやると
「一緒に住む?」
と、彼は言った。

「私にはもれなく三人の子供がついてきますよ。」
りえは笑いながら答えると

「全然OKだよー」
と、グラスにアイスティーを注ぎながら彼は言った。

冗談交じりの楽しい会話だった。
軽快なテンポで話す彼は愉快でりえは久しぶりに笑った気がした。

「笑うともっと美人さんになるんだな。」
彼はりえの笑顔を見て褒めてくれた。


「何があったかはわからないけど、コミュニケーション不足だと、分かり合える筈の事も分かり合えなくなるんだよ。会話もスキンシップも人は重要だよ。」

りえは頷いた。

「ランチ行こうぜー。」
彼は鰻屋に案内してくれた。

「母ちゃんは精をつけないと。」
彼は笑いながら鰻を頬張った。

優しく不思議な人だった。

鰻は結局ご馳走になった。

帰り際、
「子連れでもウェルカムだし、いつでも迎えに行ってあげるよ。」
彼はそう言い、ウィンクした。

/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ