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Moon road〜月への道
第2章 出会い
りえが気づくとタクヤは、ホテルの部屋のドアを開けていた。

「え?」
りえは驚いた。

「少し休んだ方がいいよ」

タクヤは、そのままりえを部屋にいれた。


そしてソファに座らせ冷蔵庫からミネラルウォーターを出して、
コップに注いでりえに渡した。

「ありがとう。酔ってしまってごめんなさい。」

タクヤに謝り、りえはミネラルウォーターを飲んだ。

コップから水がしたたりそうになると
すかさずタクヤは、りえの口もとをティッシュで拭いた。

「ありがと…」
お礼を言いかけた時にタクヤの唇がりえの唇に触れた。

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