この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第73章 正式に同棲開始
「あー、久しぶりに本当に美味しい!」

「これからまた、頻繁に来るようにしよーよ」

「う...ん。まぁ」

羚汰の手前なんだか恥ずかしいだけで、稜もこのお店は美味しくて居心地も良いので大好きだ。

ピザをシェアして3人で食べていると、稜の注文した本日のパスタがやってきた。
ドライトマトとパンチェッタのパスタも、シェアして食べる。
デザートまで堪能し、稜の話は勿論。
千夏の義理の弟に相当ケバいギャルな彼女が出来た話や、有希子の長男が中学に入って朝練の為に朝早く起きすぎる話など、いつもの如く散々話をした。

結局ランチの終わる時間ギリギリまで粘って、慌てて店をあとにした。




「ただいま!」

「おかえり〜!」

羚汰をいつもと同じように玄関で迎える。

嬉しそうな顔が飛ぶように抱きついてきて、そのままキスをする。

「...はぁ。疲れた」

「うふふ。お疲れ様」

バイトで新人が入ったとかで指導係となった羚汰は、今日も終電ギリギリだ。

稜の首筋に顔を埋めるようにして、ぎゅうっと抱きしめる。

「羚汰、部屋はいろ?」

羚汰の頭を撫でながら、優しく話しかける。

「んー。このままココでしたい」

羚汰の指が、稜の来ている寝巻きのワンピースをするすると持ち上げている。

すっかり暖かくなって、部屋中どこだって出来るようには季節的にはなった。それでも、玄関はどうだろう。

「だーめ。部屋行くよー!」

羚汰の指を跳ね除けて、羚汰がその腕をつかんで部屋に入る。

羚汰も笑いながらではあるが、そんな稜に従って素直に足を進めた。

「今日、ウチの店って知らなかった?」

「そうなの。千夏が内緒にしててー」

「やっぱり。そーじゃないかなって思ってた」

「言ってくれたらよかったのに」

「千夏さんなら、きっと黙ってて欲しいだろうなと思ってさ」

ベッドまでやって来て、背中の荷物を下ろし腰を下ろす。

「羚汰はよくわかったね、千夏が予約したって」

羚汰に手を引っ張られ、その前に立つ。

「ウチはフルネームで予約取るからね」

そういえばそうだったかな。

稜も何度か予約したことがある昔の記憶を掘り起こす。

その間にも、羚汰の指がまたしてもワンピースのすそをめくって自分を、跨ぐように稜を誘導している。

「またパジャマ、おそろいのにする?これ、脱がせにくい」
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ