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NEXT 【完結】
第76章 いざ、イタリアへ
それからのほぼ一ヶ月は、なんだかあっという間に時が過ぎた。

何だかんだとやる事が増えたからかもしれない。
元来真面目な性格の稜は、それぞれに目標を定めてコツコツとキタエていった。

相変わらずほぼ毎日、スポーツジムに通い。
土日のどちらかは、マラソンの講習に参加。
ネットで検索した、膣トレを仕事中もこっそり行い。
ついでにそのサイトにあった、胸のマッサージも毎日のお風呂でした。

羚汰は、研修であちこちと宿がかわることもあり。
宿がそこそこいい所の時は、Wi-Fiもつながるらしく連絡があった。
一週間ほど全く繋がらない時期があって、その時は不安にもなったがどうしようもない。

これも修行の一貫。

と割り切って考えた。


出発の前の晩、鏡の前で全裸になり、全身をチェックする。

1ヶ月ほどの間、スポーツジムやマラソン講習で、かなり頑張って。
少しだけお腹周りのクビレと、お尻のヒップラインが変化したような...気がする。

スポーツジムはともかく、マラソン講習が桃香が言ってたようにストレッチや準備運動が地味にしんどくて毎週のように軽い筋肉痛になった。

始める前にサイズを測っていなかったので、比べようがなかった。
今更後悔してもどうしようもない。

膣トレは、なんとか感覚は掴めてきた気がするが、トレーニングという感じまではいかなかった。
胸のマッサージは、これまた自己流なためか、自分では全く変化は見られない。

鏡の前で、ぐるぐる回転してボディラインをチエックしていると、スマホが鳴り出した。

羚汰からのビデオ通話で、大急ぎで脱ぎ捨てていたキャミとショーツだけ履いて画面をタップする。

「稜、何してたの?」

さっきは必死で鏡を覗き込んでいたからか、その前に羚汰がメッセージを送ったのを見過ごしていたらしい。
このビデオ通話もキャミなどを着るために出るのに、時間がかかった。

鏡の前で全裸でチエックをしていたとは言えず、慌てて否定する。

「何もしてない!っていうか、荷物をね。詰めててー」

「昨日、詰め終わったって言ってなかった?」

そうなのだ。もう荷物は何日も前からほぼ完璧で。
あとは、化粧道具関連を明日の化粧後に詰めるだけだ。

そうだった。

バツの悪い顔の羚汰に、何故か羚汰は嬉しそうだ。

「ひょっとして、あの動画が役に立ってる?」

「へ?動画??」
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