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第76章 いざ、イタリアへ
「えー。忘れたの?本当に?」

疑いの眼差しを向けられて、ふと気づく。

いやいやいや、あの羚汰がパソコンから転送してくれている動画たちなんて、あれから見てませんから!

「違う違う!」

「えー。じゃ、全裸で何してんの?」

「ふぇっ?ぜんら???」

こっちでついさっきまで全裸だったのを、なぜしってるのだろう。

「今、何も着てないんじゃないの?」

画面の中には、隅っこに自分の向こうに送られる画像があり。
それを見るとドアップで写っている。
肩に細くあるストラップが写っていないので、何も着てないかのようだ。

ここんところ熱くて、ひとりで部屋にいる時は、なるべくエアコンを使わず薄着でいるようにしている。

「着てるよ!キャミ!」

少しスマホを持っている手を伸ばして、上半身を羚汰に写るようにする。
ただし、胸のところにカップが入ったものを羚汰がいる時はいつも着ているのだが、今日は1人だからと下着に使う少してろりとした薄手のキャミだけ。
ブラジャーはしていない。

「なーんだ。全裸を期待したのに」

少しがっかりしたような羚汰が急に声を上げる。

「え、でも乳首がたってない?」

「ほえ!たっ、たってません!!」

慌てて胸の前に手をやって、画面からも外す。

さっきまで全裸でいたので、少し緊張しているからだろうか。
それか部屋が暑くて汗ばんで、生地が張り付いているせいかもしれない。
キャミを覗くと、確かにその場所が薄い生地を押し上げて
、存在を主張している。
生地がキナリの白なので、乳首の色も透けている。

「ほらー。やっぱ何かエロい事してたんでしょ〜」

「違うって。これは暑くって」

慌てている稜を楽しそうに羚汰がからかう。

「んー?じゃあさ、下が濡れてないかチエックしたい。カメラ向けてみて??」

「!!しません!!」

「あー、わかった。下着履いてないんだ」

確信したような言い方で、ワザとに挑発してくる。

「履いてるし!!でも見せません!!」

「ちえー」

画面の中で、言葉とは裏腹に嬉しそうに口を尖らせている。

「羚汰は?今日はスーパーやカフェじゃないの??」

額の汗をぬぐいながら、逆に質問してやる。

公共施設なんかがフリーWi-Fiを設置しているのだ。
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