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第79章 魅惑の島
羚汰が伏せていた瞼を開けてこちらを見る。

そこで、思い出した。

あれは、寒いクリスマスのー。

「お、屋上っ!」

今と違って、夜で真っ暗闇だった。
服も着たままだったが、確かに〝外〟には違いない。

「正解〜」

あの時のことを忘れていたわけではないが、あまりにも次々と色んなことがあった日で。
外でしたこと自体は薄れてしまっていた。

思い出してくると、急激にあの時屋上だというのに激しく体を重ねた事が頭を駆け巡り、下腹部に力が入る。

「あはっ。きゅっとなったよ。イロイロ思い出した?」

羚汰の顔が近づいて、唇が塞がれる。

「じゃ、いっぱい舐めてあげる」

そう言うと、ナカの指をゆっくり引き抜き、その蜜を舐め取ると、ゆっくりと稜の広げた足の間に沈んでゆく。

その目は稜を捉えたままだ。

「そのままずっとこっち見てて」

長椅子の角度がついた背もたれに寝かされているので、羚汰の顔がよく見える。
見えすぎるぐらいだ。

太ももを持ち上げて今一度広げると、ゆっくり舌を近づける。

それだけで、稜は体をくねらせてしまう。

周りをゆっくり舐めてから、徐々に近づく。

「ん...んふ...」

口を覆っていた手が、取り除かれ指を絡めてつながられる。

「や、声、でちゃ...んんっ」

周りを舐めていた羚汰の舌が、ふいに核心に触れた。

さんざん焦らされていた稜の体が、その刺激に跳ね上がる。

丁寧に舐め回され、どんどんとそのスピードが上がってゆく。

「ぁあっ、...んんっ、んあっ、んぅっ」

「声、ガマンしなくていいって」

そう言いながら、指が蜜が溢れるナカに指を差し入れた。

追いかけるようにに膨らみに吸い付く。

「んああっ、だ、っめぇ...それっ」

指と舌とに同時に責められて、目の前が真っ白になりかかる。

だめだと言っても羚汰はやめないのは分かっている。
だけどそう言わずにはいられない。

案の定、羚汰はそう言われて嬉しそうに、器用に2つを動かしはじめた。

両側が壁に覆われているからか、羚汰が奏でる2つの音があたりにいやらしく響いている。

「あっ、あっ、ああっ」

体が弓なりになったり逆に丸くなったりを繰り返し、悶えるのを羚汰が持ち上げて、半ば稜の腰は浮いてきている。

「んあっ、...も、もう、だ...めっ」

言葉通り、震え果ててしまう。
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