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第79章 魅惑の島
ナカの指が抜かれて、羚汰が立ち上がろうとしている。

「え、なんで?何かいけなかった?」

慌てて体を起こす稜を、優しく抱き抱えて羚汰が立ち上がる。

「いいから掴まって?」

その首に腕を回してしがみついて、そのまま部屋を通過してシャワールームに運ばれる。

湯船に足を下ろされ、シャワーが出された。

訳もわからず、真顔でシャワーを調節する羚汰にしがみついたままだ。

「羚汰?」

「ん?」

あんなに外でしたがっていたのに、急にどうしたのだろう。

そう思っていると、足元を濡らしていたシャワーが体にかけられる。

驚いて羚汰に抱きついていると、お尻が揉む様に洗われ、そのまま指がお尻の谷間に沈んでゆく。

「ひゃっ!」

タイル張りの狭い浴室に稜の声が響く。

「いいね。声がめちゃ響く」

嬉しそうに羚汰の顔が近付いて、唇が重なる。

「んっ、ふぅ...んんっ」

シャワーが抱き合う2人の体を濡らして、互いの指が滑らかに相手の体を這う。

息を弾ませながら舌を交わし、互いの中心に指を移動させる。

羚汰の指がナカを掻き回し、掻き出すような動きを繰り返す。
いつしか唇が離れ、片足を浴槽にかけて足を広げさせられている。
シャワーの位置がその場所に当るように体を移動させ、執拗に指を動かしてゆく。

「あっ、ああっ」

「マジでエロい...」

手の位置を見ていた羚汰が、そう呟いた。

稜の太ももを、わずかに白く濁った液体が伝って落ちてゆく。

それが先ほど稜の再奥で羚汰が放ったモノだと分かるのに時間はかからなかった。

「...っ」

「綺麗にしないと、ね」

「んっ、ああっ...立ってられな...」

がくがくと震え出す稜の体から指を引き抜くと、片足を担いでその中心に羚汰のモノがあてがわられる。

「ごめん。やっぱもっかい汚していい?」

「...きて」

稜からその唇を近づけると、それに応えながら羚汰がゆっくりと差し入れる。

「ふうっんんっ、んぁああっ」

「ああっ、すご...」

羚汰が腰を突き上げ、稜はその体にしがみつく。

お湯が2人の交わる音を増幅させ、部屋に響く。

「いっぱい、声出していいよ?」

タイル張りの浴槽は、さっきのバルコニーと違い声を我慢しなくてすむ。

稜は、熱く動き出した羚汰の動きにあわせて声を放った。





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