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NEXT 【完結】
第80章 promessa
「じゃー、次は俺の服脱がして」

羚汰が体をソファに預ける。

稜は手を伸ばして、羚汰が着ているシャツのボタンを外す。

上のほうはとまってない。
それでもちいさなボタンはそこそこあって。
外すのに苦労する。

1つ外す度に、羚汰の色気が増しているようで。
ドキドキが加速する。

「...ね」

「んー?なに?」

その間、羚汰は必死に俯いてボタンと格闘している稜の頭を撫でている。

「羚汰はその、...疲れてないの?」

さっきバルコニーと風呂場で1回ずつ。
それに、朝方クラウディアさんの家でも。
いくら旅先で盛り上がったとはいえ、ヤりすぎなのではないだろうかー。

「ん?稜は疲れた?もうシたくない?」

腕を袖から脱ぎ去りながら指が頬を撫でて、俯いた稜の顔を起こす。

「そ...んな、ことナイけど」

「そりゃ疲れるか。プールのトコで爆睡してたもんなー」

疲れた稜はプールサイドで昼寝してしまったのだ。
うたた寝などという可愛いものではない。
ガッツリ爆睡をしたらしいのは、体のカンジでわかる。

戸惑いながらも、もう片方の腕を袖から抜くのを手伝う。

上半身を顕にした羚汰が、そっと稜を抱きしめる。

「稜がシたくないのなら、シないよ」

羚汰の肌が体に吸い付くようで。
いつもの羚汰の匂いに包まれて、クラクラしてくる。

「ちが...。そうじゃなく」

むしろその逆でー。

怪訝そうな顔の羚汰がのぞき込んでくる。

「何?言って」

考え込む稜に、羚汰が大きくため息をついて、またソファに体を預ける。

「ごめん。違うの...」

慌ててその体を追って、その首にしがみつく。

「何が」

少し怒ったような声がして、顔が上げづらい。

「羚汰が...羚汰にもっと...触って欲しくて。...あんなにシたのに。私可笑しいと思う」

羚汰が驚いているのだろう。
稜は慌てて続ける。

「羚汰、昨日もあんまり寝てないみたいだし。さっきあんなに激し、かったし。もう夜も遅いしさ...」

「俺はシたい」

言い訳を続ける稜を、羚汰が遮る。

しがみついた稜が強く剥がされ、顔がまたのぞき込まれる。

「稜とのセックスに、俺が疲れるワケないじゃん」

そう言って、稜の太ももを掴んでとある場所に稜の中心を擦り付ける。

しっかりとした生地の水着の上からでも、その存在がわかる。
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