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第82章 イタリア最終日
体を優しく触れる指先の気持ちよさに、息が漏れる。

「ん...ふぅ...」

羚汰の指が、艶めかしく体の上をなぞって。
吐息も肌をかすめる。

「は...ぁん...」

耳元で囁く声が、体を快感となって駆け巡り、その言葉の意味を理解出来ない。

「...いいの?...ちゃうよ?」

「だ...めぇ...」

体をくねらせ逃れようとするも力が入らない。

ふふふっと笑う息が耳にかかって、余計に体の力が入らない。

「ん...は...」

「ほんと、朝からエロいね...」

パジャマの中で動いていた指先が、胸を優しく揺らし始める。
同時に耳を音を立てて舐めまわす。

「...あっ、羚汰っ!?」

「あは。やっと起きたー?」

次第に頭がはっきりしてきた。
それでも羚汰は止まる気配はない。

「ちょ...っ、なにし...て」

「おはよ。何って、朝の挨拶?」

胸の上にある羚汰の指を退けようとするも、指先が胸の先をくにくにと弄る。

「っ、...はぁ」

「俺、ちゃんと聞いたよ?そしたら、稜もいいよって」

「ゆってな、いっ」

言ったのかもしれないけど。そんな寝ぼけてる時にー。

「昨日、起こしてくれたらよかったのにさ」

やっぱりちょっと拗ねている。

太ももを撫でている手にぐいっと力が入って、羚汰の熱いモノがお尻に当たる。

布越しでもわかるその熱に、稜も熱くなる。

「...稜も、欲しい?」

嬉しそうに笑う羚汰に、稜は自分からお尻を擦り付けるようにしているのに気づいた。

顔が向けられ、唇が重なり舌が触れ合う。

体を捻って羚汰の首に腕を回しより深くその舌を絡めてゆく。

唾液が行き交い、2人の間に糸が垂れる。

「ほし...い」

足の間から這い上がった指が、薄いパジャマ越しに稜の中心にたどり着く。

指が優しく往復し揺らすと、稜は自分から熱い蜜が零れるのを感じた。

「んぁ...あ...」

布越しの焦れったい刺激に、余計に体に熱が篭る。

上半身のパジャマはいつの間にか捲れあがり胸が顕になっていて。
あたりを舐め回す羚汰の吐息が荒くかかる。

「稜...かわいい」

そう言いながら、胸先に舌を這わせ。
同時に指先はショーツの中に入り込む。

「んぁっ...あっ」

同時に襲う刺激に、稜の体は弓なりになり震える。
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