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NEXT 【完結】
第18章 露呈
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「立てれる?俺が帰ったら、鍵、かけてよ?」
そう言って、今度は唇に軽いキスをして、そっと離れる。
稜に寂しさが込み上げる。
さっきまであんなに十分過ぎるほど愛し合ったのに、喪失感が広がる。
一緒に朝まで眠れると思っていた。
でも確かにまた会社で昨日のようなことになっても困る。
会社、でふと思い出した。
「羚汰!待って!」
コートとカバンを手に持って今にも玄関から出そうになっていた羚汰が、そろりと戻ってきた。
「どうしたの。大きな声出して」
「そこのカバン、取って?」
部屋に入ってすぐの机の上に置かれたカバンを指す。
「なんだよー。歩いたらすぐじゃん。つーか、玄関まで送ってくれないの?」
布団から出ない稜が、横着をして羚汰に頼んで持ってこさせた、という風にカンジたらしい。
「はい。お姫様」
少しふてくされたように、羚汰が投げてよこす。
「じゃ、行くから...」
「待って。...はい。これ」
羚汰の手に、会社帰りに作った合鍵を渡す。
「!!」
「キーホルダーがいいのがなくて、そのままなんだけど」
次の瞬間、羚汰にきつく抱きしめられた。
「きゃ」
「ちょーーー嬉しいっ!!」
羚汰にもししっぽが生えていたら、振り過ぎて見えないぐらいだろう。
「ヤバイ!鍵貰うのって、すっげー彼氏っぽい」
ふふふ、と稜が笑う。
「ぽいって、彼氏でしょ?」
「うー、俺の部屋の鍵、作ってないよ」
「またでいいよ」
オデコ同士をくっつけて、見つめ合う。
「ありがと」
「うん」
ちゅっとキスをし、そこからどんどん深くねっとりと絡まる。
ベッドに押し倒し、お互いきつく抱きしめあって貪る。
「はぁっ」「んはぁっ」
「...帰れないじゃんか」
時計を見ると、3時すぎだ。
「もう1回、しよ?」
「稜...」
「...ダメ?だって、ココ...」
そっと稜が羚汰の前を触る。
羚汰は全快とまではいかなかったが、少し固くしていたのだ。
はぁっ、と深い息を吐く。
「稜の体調と思って、せっかく我慢したのに...覚悟してよ?もう押さえ効かないからね??」
にやりと羚汰が笑って、覆いかぶさったー。
そう言って、今度は唇に軽いキスをして、そっと離れる。
稜に寂しさが込み上げる。
さっきまであんなに十分過ぎるほど愛し合ったのに、喪失感が広がる。
一緒に朝まで眠れると思っていた。
でも確かにまた会社で昨日のようなことになっても困る。
会社、でふと思い出した。
「羚汰!待って!」
コートとカバンを手に持って今にも玄関から出そうになっていた羚汰が、そろりと戻ってきた。
「どうしたの。大きな声出して」
「そこのカバン、取って?」
部屋に入ってすぐの机の上に置かれたカバンを指す。
「なんだよー。歩いたらすぐじゃん。つーか、玄関まで送ってくれないの?」
布団から出ない稜が、横着をして羚汰に頼んで持ってこさせた、という風にカンジたらしい。
「はい。お姫様」
少しふてくされたように、羚汰が投げてよこす。
「じゃ、行くから...」
「待って。...はい。これ」
羚汰の手に、会社帰りに作った合鍵を渡す。
「!!」
「キーホルダーがいいのがなくて、そのままなんだけど」
次の瞬間、羚汰にきつく抱きしめられた。
「きゃ」
「ちょーーー嬉しいっ!!」
羚汰にもししっぽが生えていたら、振り過ぎて見えないぐらいだろう。
「ヤバイ!鍵貰うのって、すっげー彼氏っぽい」
ふふふ、と稜が笑う。
「ぽいって、彼氏でしょ?」
「うー、俺の部屋の鍵、作ってないよ」
「またでいいよ」
オデコ同士をくっつけて、見つめ合う。
「ありがと」
「うん」
ちゅっとキスをし、そこからどんどん深くねっとりと絡まる。
ベッドに押し倒し、お互いきつく抱きしめあって貪る。
「はぁっ」「んはぁっ」
「...帰れないじゃんか」
時計を見ると、3時すぎだ。
「もう1回、しよ?」
「稜...」
「...ダメ?だって、ココ...」
そっと稜が羚汰の前を触る。
羚汰は全快とまではいかなかったが、少し固くしていたのだ。
はぁっ、と深い息を吐く。
「稜の体調と思って、せっかく我慢したのに...覚悟してよ?もう押さえ効かないからね??」
にやりと羚汰が笑って、覆いかぶさったー。
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