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第21章 電話とリアル
それから稜は、カイ3世の予防接種の為、実家に急いだ。

3世は、もう子犬ではなく、悪さを覚えた中学生みたいになりつつあった。
最近特に噛みグセがひどく、病院で予防接種がてら相談する。

サスガに注射でぐったりした3世をつれてペットショップに行き、両親と合流。獣医さんにオススメしてもらったおもちゃを買う。噛みグセ防止だ。

他にもフードを買い足したり、ゲートがあったほうがとか、寒いかもと犬用ヒーターまで買った。

両親の溺愛ぶりに、「もう」と言いつつも稜も一緒になってグッズを選び、どれがいいか3世を乗せたり着せたりして写真を撮りまくった。

ペットショップはクリスマス一色で、わんちゃん達用のサンタのコスチュームも売っていた。あらゆるサイズが置いてある。

「そっかー、もうクリスマス...」

久しぶりの彼氏のいるクリスマスだ。
前彼は、子どもたちと過ごすからとクリスマスは一緒に祝えなかった。
プレゼントも子どもたちに買わないといけないからお金がないと、稜は貰った覚えもなかった。

別にクリスマスのイベントをそんなに期待していた訳が無いではなかったが、あまりの扱いに悲しくクリスマスを迎えた気がする。

今年は、どうなんだろう。

羚汰のバイト先のイタリアンレストランは、クリスマスがかきいれ時だろう。
イブやクリスマスは無理だとしても、お祝いしたいな...。


でもどうやって切り出そう。
そーゆー付き合いをしてないって言ってたから、こういうイベントもしてなさげよね??

プレゼントとかって、どうなんだろう。
学生だしなぁ。

自分の学生の時を思い出す。

学生で一人暮らしをしながら生活をしてると、いくらバイトを頑張ってもカツカツだった気がする。

羚汰の部屋広いし。高そう。お金ないよね??

部屋でパーティ?料理を作る???


色々考えながらペットショップをぐるぐるしてしまい、一緒に買い物をしていた両親に不審がられた。
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